- タンピロー
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顎関節症 - タンピローと
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いびき
顎関節症や顎の痛みの原因
主に顎が痛い原因として上げられるのは「顎関節症」ですが、それ以外にも骨折や、筋肉痛なども考えられます。
また、風邪を引いて痛くなったりすることもあります。
顎関節症の場合は、生活習慣と密接な関係がある症状です。
たとえば、以下のような習慣をお持ちの方は注意が必要です。
- ほおづえをよくつく
- 寝転がりながらテレビや携帯を見たり、本を読んだりしている
- 電車内で長時間居眠りをしている
- 就寝時うつ伏せで枕が高い位置にある
- 歯の食いしばりや歯ぎしりが多い
- 食べ物を片側の歯でばかり噛んでいる
- 下あごを突き出す姿勢をしている
- デスクワークなど長時間同じ体勢でいることが多い
- 上下の歯を常に接触させている
- 歯並びが悪い
- 歯が抜けたまま放置している
上記はいずれも、あご周りの筋肉に負担がかかりやすく、顎関節症を招く要因になります。
顎関節症が引き起こす様々な症状
- 顎が思い通りに動かず、食べ物が噛みにくい。
- 顎を動かすと不快な音がする。
- 痛みを感じて口が開かない。
さらに症状は顎ばかりでなく、肩こりとか、腕や指のしびれ、偏頭痛、耳や鼻にも不快感を覚えることもあります。
このように症状は広範囲にわたり、人によっては軽い症状から重い症状まで、個人差が大きいのが特徴です。
顎関節症の多くは適切な対処で、日常生活に支障をきたすことがない状態にもっていけるものです。
重い症状の場合、放置しておくと、進行して顎の機能が完全に破壊されてしまうこともまれにあります。
何より症状があるようでしたら早めの診察をお勧めします。
顎関節症のチェック
もしかしたら自分は顎関節症かも…と思われる方は、下記の項目にあてはまるものがいくつあるか、まずセルフチェックをしてみましょう。
- 物を噛むとこめかみや耳周辺が痛む
- 口が突然開かなくなることがある
- 口の中に縦3本分の指が入らない
- 口を開閉すると音がする
- 物を噛んでいると顎が疲れやすい
- 顎が外れることがある
- 硬いものを噛む時に、顎や顔が痛む
- こめかみやほお骨の下を押した時に痛みがある
- 口角のラインがまっすぐ(床と平行)じゃない
- あごや首、頭などを打ったことがある
さて、いくつの項目が当てはまりましたか?
5個以上当てはまる方は顎関節症の可能性が高いです。
悪化する前に早めの受診をおすすめいたします。
顎関節症の治療について
顎関節症の治療方法は、症状の重さや原因によってそれぞれ違います。
最適な治療法は個々の症状で違いますので、自己判断だけではなく、早めの受診をおすすめします。
- 自己ケアと生活習慣の改善(一時的な対処方法です。受診してください。)
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- 無理な口の開け閉めや噛み合わせを避ける。
- 硬い食べ物を避け、柔らかい食事を摂る。
- ストレスを軽減するためのリラクゼーション法を試す。
- 冷熱パックや温湿布を使用して、症状を和らげる。
- 歯科医への相談
- 歯科医師が噛み合わせの問題を評価し、必要に応じてマウスピースやスプリントの装着を勧めることがあります。これによって歯を保護し、食いしばりの影響を軽減することができます。
また、顎関節の筋機能療法は、筋肉の緊張を緩和するマッサージやストレッチ、筋肉の強化トレーニング、関節の調整や安定化、噛み合わせの調整などがあります。
最も簡単な治療方法は、自己ケアと生活習慣の改善ですが、日頃の顎の動きをサポートなしで変えていくことはなかなか難しいです。そこでマウスピースです。
マウスピースの場合、装着するだけで改善するので、気軽に行えます。
また、症状が重い場合や長期間続く場合は、医師の診察と適切な治療を受けることが何よりも重要です。
タンピローの顎関節症の治療
タンピローは、下顎を前上方に誘導し舌枕に舌をのせやすくするマウスピースです。
タンピローを装着し噛もうとして動かすと下の前歯がタンピローに接触し、前上方に下顎が誘導されます。そうすると下顎頭が前下方に回転しながら誘導されますので、顎関節の関節円板がある関節腔内のエリアに余裕ができます。
この状態で、下顎をタンピローに斜面に沿わせて「前後・左右にスライド」させます。顎関節の症状が改善することが期待できます。
また、前後・左右の運動を繰り返すと、関節円盤が元の位置に戻ることが期待できます。
既に多くの方がタンピローで顎関節症を改善しています。
快適な毎日を過ごすためにも、お悩みの方は一度当院にご相談ください。
お待ちしております。
顎関節症は顎が痛くなったり、開かなくなったり、開閉時に音がなったりする症状です。
関節腔内のエリアに余裕ができ、装着中に下顎をタンピローの斜面に沿わせて「前後・左右にスライド」させることで、顎関節の症状が改善することが期待できます。
タンピローの顎関節症の
治療・代表例
顎関節症の治療の流れ
問診・口腔内診査
口腔内の治療(必要な方のみ)
口腔内印象採得 口腔内装着装置
(マウスピース)の作成
マウスピースの装着・説明
調整(10日に一度程度)
治療期間・回数
治療期間 : 1週間〜3ヶ月
治療回数 : 2〜10回
費用
顎関節症の治療の場合、保険が適用されますが、保険の種類によって自己負担金額が異なります。
( 以下3割負担の場合 )
総額 : 9,900円+調整費1,180円×回数
<内訳>
初回問診費+レントゲン費 | 1,810円 |
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次回タンピローの印象 | 870円 |
タンピロー(マウスピース)装着調整費 | 4,470円 |
調整料 | 月1回 1,180円 |
その月の2回目以降 | 180円 |
リスク・副作用
- タンピロー装着時の違和感
- 噛む力で下顎の前歯が痛くなることがある
- 矯正をしていた人は顎位が変わる可能性があり、場合によってはお断りする事があります。
治療の流れの動画について(一般的な方の治療の流れ動画になります)
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月・火・水・金曜日 9:30〜13:00 15:00〜18:30
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